HOUSE TAMAGAWAGAKUEN

敷地:
東京都町田市
用途:
専用住宅
設計:
STUDIO AK
施工:
成弘建設
竣工:
-

敷地は、メインアプローチのレベルから5M程下にあり、斜面の途中に位置します。敷地の南側を開いて居室の開口をできるだけそちらに向けるのが定石ですが、北側の斜面の見晴らしはなかなか良好で、プライバシーの点からもこちらにリビングやバルコニーを向けるのがこの敷地の環境からは最良と考えました。
メインアプローチのレベルはちょうど建物の2階程度の高さに位置するため、玄関やパブリックスペースともなるリビングは2階に、プライベートな各寝室は1階に計画しています。従って2階部分はきわめてオープンに計画されていて、その見晴らしの良さと相まって、開放感や賑やかな性質を持っています。
見晴らしの良い階段から下階の寝室レベルへ達すると、、空間は突如、静へと性質を変え、より個の空間へスケールダウンします。各寝室はそれぞれ専用庭に面したり、見晴らしのよい斜面側に面したりして、外部と特徴ある形で接続されています。しかし、それぞれの住空間同士はプライバシーを重視し、つながりを重視はしていません。空間のベクトルは内側に向いています。この両極な性質は敷地の環境により、自然と決まって行きました。
共有スペースには動的性質、個人のスペースには静的性質を与えることにより、空間の境界はより明確にされています。その結果、その場所その場所で自然に気持ちを切り替えることができ、ストレスのない、過ごし易さを獲得しています。

PROJECT